KMTとは、某洞窟で行われたチーム戦で試合経験の不足している後輩のキモト君に握らせるために僕が構築した轢き殺しESウィニーデッキのことです。

プロトタイプをカードゲーム感謝祭の日に試したのですが、感謝祭ランブル5連勝、そのあとのアキバラボ大会で4連勝で優勝、その後決勝の相手とのフリーで2連勝とその日計11連勝したのでこれはイケると思い、研究を続け、今や僕のメインデッキとなりましたw

KMTをデザインする上で僕が考えたのは、

  ゼクスにおける運の要素をある程度コントロールできる構築にすること

  ウィニーとして動く上でいかにして早い段階で試合の流れをこちらにもっていくかということ

大きくこの2点です。

では、肝心のデッキレシピを



スタート 

クイックドロー 1



IG枠 

アヴィオール 4

テクネチウム 4

蘭丸 4

シェアト 4

ミモザ 4



通常枠

トルマリンホーク 4

タイガースアイ 4

アリオト 3

カミカミする万力 4

クイーンカグヤ 2

ストロンチウム 4

オロチ 4

ヒュージーゴーレム 4



以上青231710



…どうでしょうか?なんだこの紙束はwwwとか思われるでしょうか?

でも実はこのデッキはかなり考えて作りました。



構築について

まず、このデッキのコンセプトは早い段階でs135を囲うことでインファイトを仕掛けに行き、相手もその処理に低コストを使わざるを得ず、s46の相手ゼクスが除去の餌になりながらまたこちらはs135に置いてインファイトを仕掛ける、というウィニーです。
このデッキのキモは約1/2の確率でIGから3コストを1枚処理できる点にあります。ミモザを除く16枚のIGアイコンと3コス除去ES10枚の計26枚がそれに当たり、ミモザIGODでもESによるワンチャンスがあります。蘭丸シェアトはIGOD時に除去と1パン分の2ヒット分の活躍をするので両方ガン積みです。これにより約6回のIGにつきこれらがヒットする計算になります。後1のIGでこれらが捲れると、手出しの3コスと合わせて1点取りに行けるので気持ちいいですwww

このデッキは蘭丸シェアトガン積みの上でVBも採用しているので初手で殴れるカードが8枚しかなく不安です。よって6500までケアできるトルマリンホークを4枚採用しています。これにより初手事故と4コス返せない可能性を減らしています。(4コスはIG以外だとトルマリンホーク4とアリオト3で対処できるので返せないことは少ないです。仮に返せないときは無視して相手PSを殴りに行きます。)

大型はIG万力と10500域8枚でみています。

万力4はゲームスピードを早くしたい場合はヒンデンブルグ4でも構いません。僕の場合はファッティ相手にゲームが縺れたときの対抗手段あるいは相手にPS外に大型を出すのの牽制として採用しています。

アヴィオールシェアトストロンチウムガン積みにアリオト3採用の理由はIG施行回数差をつけて相手に万の一つも捲り負けないようにしたかったからです。アヴィオールはルリジッサ・カヴァレリスト対策になるのも大きいです。

スタートカードはバニラスタートでもいいと思います。まあでも長く戦いたい場合はウルティオー、クイックドロー、クレオパトラなどでもいいと思ってます。自分のスタイルに合ったものを採用するべきでしょう。

 

プレイングについて。

初手は3コスがなければマリガンです。

先1の場合は3コスで殴ります。5000があるならs5に置いて相手にターン渡すのもありです。アヴィオールで殴るが最優先で。

後1の場合はIGします。ES捲れたらPS開けてでも相手PS殴りにいきます。普通に捲れたら、相手のゼクス返してPS殴りにいきます。ミモザ捲れたら、初手と初期リソに除去ES見えてなければs13に置いて、見えてたらs79に置きましょう。

ここより先は攻めてるときのことを書きますのでこれを応用しながら攻めてください。

リソ4のとき、タイガースアイで殴るの優先で攻めます。

リソ5、6のとき、3コス+2or3コスで一点取りに行くのを目指します。トルマリンホークならほぼ確実です。でも万力やオロチをs5に置くこともIG次第ではありです。しかし、6コス大型はベイン対策に温存したいので理由がないときはストロンチウムを投げるのを優先してください。また、リソ6のときはIGヒット次第でアリオト効果自己バウンスから2コストでエクストラ1ダメージ取りに行くのも視野にいれます。これは以降のリソ帯でも必要な考えです。特に相手がベインを採用しているデッキのとき、相手残りライフが2か1かで天と地ほど難易度が変わるので、7コス前に殺す勢いで攻めます。

リソ7のとき、6か5+2か4+3か3+2+2かIGによって有効策を考えて実行してください。ただし、無駄な展開はドローソースのないこのデッキにおいて致命的な諸刃の刃となるのでよくよく考えて実行すること。

リソ8、9のとき、大型6+2or3で1点をもぎ取りにいきます。ここでゲームエンドできない場合負けが見え始めます。

このデッキは手札補充がないので、何も考えずにリソースセットは絶対にしないでください。リソ6からは手札、見えてないカード、相手残りライフと相談しながら次のターンまである程度予測して全ての自分のプレイングを管理します。自分のやってること全てにケチや難癖をつけてください、心の中で。

また、守りを固める目安は自分ライフが2からです。4ならノーガード、3なら相手のデッキの殺傷力と相談しながら攻守の配分を考えます。

守るとき、IGで出たゼクスを置く場所はs79で次がpsあるいはs46。大型はs5優先で相手デッキ次第でpsに置きます。S456789全て埋まった段階で攻撃を再開します。ただし、s79が強いカードのときは前を空けて攻めに行くのも視野に入れてください。

こんなにいいましたけど、殺しに行ける時は可能な限り殺しに行ってください。守ったせいで負けたとかはもったいなさすぎるので…。相手ライフ2以下でpsワンパンで死ぬならps囲って殺しに行くのが正解です。



今後の展望

このデッキは微調整によってデッキがガラっと変わるので面白いです。僕は現在VB2枚をシュペーア2枚に変えて、万力をショックにして、ゴーレムとカグヤをアサギとシェイクスピアにする型を使っています。あと、ズィーガーやリゲルを採用する型もフィニッシュ力が高くてオススメです。ベガを採用するのも面白そうです。
また、このデッキはどうしても5コスト帯の処理が弱いので、プロメチウムや5弾収録のノーベリウムを採用してカバーするのもいいと思います。

また次の弾で面白いESが出たら色々試したいですしね!



ともかく色々書きましたが、なかなか楽しいデッキなのでおすすめです!是非試してみてくださいね!